現在読んでいる本についてです。
人口知能によって人間の仕事が奪われると言われています。
でも、私はむしろプラスの影響の方が大きいと考えています。
世の中には”人間的”じゃないタスクがまだまだあります。
ここで「人間的」とは、「その人らしさ」を表します。オリジナリティと言い換えることもできます。
例えば、掃除や洗濯などは人間的ではありません。
”その人”がやる理由が無いからです。
キレイになれば掃除や洗濯は誰がやっても構いません。
事実、昔と比べてこれらは格段に便利になってきました。
洗濯には洗濯機がありますし、掃除もお掃除ロボットがあります。
このように人間的じゃないものが人口知能によって置き換わっていくと考えられます。
つまり、これからの時代は、オリジナリティをもっと前面に押し出すことができるようになります。
でも、「自分らしさ」を出したり、「やりたいこと」を見つけるのは意外と難しいようです。
いろんな人のキャリア相談にのっていて痛感するのは、「何ならできそうか」とか「何をやるべきか」ではなく「何をやりたいのか」「どんな感じの生活がしたいのか」を考えるのがすごく難しいんだなってこと。大人ってほんと大変。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2017年11月14日
いろんな現実的な制約があってそんなことできるわけない、って言う人に、「別にやらなくていいから、なんの制約もなかったら、どういう生活がしたいんですか?」って聞いても、何もでてこなかったりする。でてくるのは「◯◯したくない」みたいな「したくないこと」ばかり。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2017年11月14日
たとえば「一生働きたくない」とか言う人もいるんだけど「じゃあ、食べていく分のお金は一生配布されるとなったら何をして暮らしたいですか?」って聞いても黙り込んだり。なんなんだか。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2017年11月14日
私にはありがたいことに、やりたいことがあります。
毎日ワクワクして、人生ゲームを楽しみたいです。
そして、世の中の真理を探し出し、最終的には幸せの追求をします。
これらは人口知能が出てこようが関係ありません。
周りの変化に関係なく自分の中の問題であり、自己追及です。
自分がレベルアップするかどうか、ただそれだけ。
どうやら私は人口知能と上手く関わっていけそうです。