前回からの続きです。
(前回→人の容量について)
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「面倒くさい」の利便性
なぜ、容量が足りていないことに気が付かないのか。その原因として、「面倒くさい」という言葉が挙げられます。
大学生が良く使う単語TOP3に入ると思います。僕の周りでも、凄く使われています。
面倒くさい
読み方:めんどうくさい
別表記:面倒臭い、めんどう臭い
手間や困難さを考えて気が進まない。面倒である。億劫だ。出典:実用日本語表現辞典
例えば、「明日の1限の授業、面倒くさいな」とか「来週からテストか、面倒くさいな」等。どれも、面倒くさいことは間違っていません。嘘ではありませんが、真実ではないと思います。
1限の授業に関して言えば、タスクを詰め込み過ぎている為に、早く起きることができず、授業に出席するのが嫌になるわけです。
夜遅くまで、バイトやサークル、ゲーム等をやっているから早く寝られないのです。容量が不足しています。
解決策としては、タスクを減らして、とっとと早く寝ることです。
また、テストに関して言えば、タスクを詰め込み過ぎている為に、テストに備えることができず、来週のテストが憂鬱になっているわけです。日々、やることや雑念が多くて勉強に取り掛かれないでいるのです。
解決策として、日々のタスクを減らして、余裕を持ってテスト勉強に取り掛かればいいのです。
どれも、「面倒くさい」というベールに包まれてしまい、本質である「容量が足りていない」ということに気が付かないのです。
「面倒くさい」には気をつけよう!
若者言葉の「ヤバい」と同じように、「面倒くさい」も非常に便利な言葉です。そのときの状況や、前後の文脈とのつながりで、様々な意味でとられてしまいます。
しかし、物事の本質を捉えておらず、意味も表面的でしかありません。
そのため、「面倒くさい」を使う際には注意が必要です。
これからは、「面倒くさい」という感情のもう一歩先を見越して、問題の本質を捉える必要があります。そして、どうやったら問題を解決できるようになるかを考え、行動に移すことが大事です。
大抵、問題の本質は「容量不足」です。人の容量は、それほど大きくはありません。
自分の容量にあったタスクを組んでいくことが、問題の解決につながっていきます。
ではでは。