外資系の企業に長く勤めていて、常に求められたのは「完璧じゃなくてもいいから、速く」ということでした。なによりスピードを重んじる世界でした。「クイック&ダーティ」という言葉をよく聞きましたが、これは「早かろう悪かろう」という意味ではありません。アバウトでも構わないからとにかく早く仕上げて、翌日に持ち越さないことをよしとされていました。
早く取り組んで、早く失敗して軌道修正した方が、コストは安く済むというのが、世界のビジネスの流れです。 今後は日本でも、「走りながら考える」ことのできる人が求められてくるでしょう。
以前にも書きましたが、やっぱり大事なのはスピードなんですね。
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アルバイトにおいて
これは、今働いている飲食店のアルバイトにも当てはまります。
上達のコツは、
①スピード → ②質
の順番です。食器洗いや提供はスピードが大事です。
そして、スピードを極めた上で質を上げていきます。
もちろん、スピードが早くても質はちゃんとします。
でも、ほとんどの人が最初に質を気にし過ぎてしまっています。
それでは、いつまで経っても上達しません。
研究において
スピードは肉体労働だけの話ではありません。
研究にも当てはまります。
質を考えすぎて、頭の中でこねくり回すだけでは研究は進みません。
ある程度のところで割り切って手を動かしていくことが大事です。
手を動かしていくと、何か思いつくこともありますし、不備も見つかります。
そしたら修正すればいいのです。
つい最短距離を行きたくなりますが、一発でそれを見つけられる人は少ないです。
言葉はよくありませんが「行き当たりばったり」が最善策です。
これからについて
私は来年から仕事が始まります。
スタート前にこの教訓を知っているのは大きいです。
何も知らない人は、仕事をやりながら 2,3 年かけて学んでいきます。
それを一瞬で学べるのは、本の偉大なところです。
やっぱり、勉強って大事ですね。
今回学んだこと活かし、スピードに重点を置いて仕事をしていきます。