最近、就活関係のイベントが多くなってきました。そこで、気がついたこと等をブログにまとめていこうと思います。
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今までの間違い
僕は今まで勘違いをしていました。これまでの僕のES(エントリーシート)の書き方は、
- お題を読む。
- それに見合ったエピソードを探す。
- そこで得られた教訓や自分の強みを探す。
という手順でした。
しかし、ESの添削をやってもらったり、就活の講座を受講していて気がつきました。この手順では、伝えるべき相手のことを一切考えていません。完全な独りよがりになってしまっています。
相手は僕の思い出話を聞きたいわけではありません。向こうの知りたいことはただ一つです。それは「戦力になるかどうか」です。今後仕事を教えていき、一人前の会社員として利益を出してくれるかどうかを見ているのです。
そのため、相手が要求していることをよく考察しないといけません。
相手の要求を考えよう!
本当の手順はこうです。
- お題を読む。
- 相手が何を知りたいのか、何を要求しているのかをよく考える。
- 相手が知りたいこと、要求していることに見合ったエピソードを探す。
- 相手が要求している性質と自分の長所がマッチしていることを確認する。
今まで2番が抜けてしまっていたために、独りよがりなESが出来上がっていました。
例えば、「学生時代にもっとも力を入れて取り組んだことはなんですか」というお題で、職業はディベロッパーだとします。
これを文面だけ見て、ただ愚直に学生時代に頑張ったことを書いてはいけません。まず考えるべきは、「このことを質問することで相手は何を知りたいのか」です。
ディベロッパーであれば、要求される人材は「相手を思いやることの出来る人物」です。なぜなら、お客様に喜んでもらえるような街をつくることが彼らの仕事だからです。
さらに、ディベロッパーという仕事は、人と人との信頼関係から成り立っています。地権者さんやテナントさん、工事に関わる人など様々な方々と交流しながら仕事を進めていきます。そのため、細かな配慮や視野の広さを要求されています。
これらを考慮すると、学生時代に力を入れて取り組んだことを通して、相手を思いやれる心遣いや配慮をする能力があるかどうかを聞いていることが分かります。
あとは、
- これにマッチするようなエピソード、事実
- 問題点や工夫・努力したこと
- どう成長したか
を述べ、相手を思いやれる心遣いや配慮をする能力があることを証明します。この能力が採用する側にとって「戦力になるかどうか」の判断要素になるわけです。
上記の方法でESを出してみて、その時の戦績については後日記事にしようと思います。
ではでは。