私の理想は勝俣州和さん

 私の理想は勝俣州和さんなのかもしれない。仕事もできるし家族も大切にしている。まさに私の理想である。

 私が信じている真理の1つとして、『栄華を極めた者はろくな死に方をしない』というものがある。これは美輪明宏さんが語っていたことで、これまでの歴史からそう言えるらしい。例えば松下幸之助さん。彼は確かに仕事の神様かもしれないけど、愛人がたくさんいたとされている。仕事面は最高だが、家庭面においては残念なことになっている。きっと家族からは恨まれていただろう。

 勝俣さんはこれを避けるような生き方だと思う。

 勝俣さんの話術は疑いようがないほど達者だ。『ごきげんよう』でも賞をよく獲っていたし、芸人でもないのにトーク番組によく呼ばれている。あの技術があれば番組のMCを務めていてもおかしくは無い。本人の目標は知らないけど、やっぱり芸能人の最高と言えば自らの冠番組を持つことだと私は思う。

 でも、彼はひな壇に座り続けている。本人の自覚は無いと思うが、これによって仕事と家庭とのバランスを保っているんだと思う。

 「ひな壇の方が色々と融通が利く」とお笑い芸人の土田晃之さんが言っていた覚えがある。確かに、MCを務めてしまうと必ずその番組に出なければならない。急な用事があったとしてもその番組が最優先となる。逆に、ひな壇であればオファーを断ることができる。

 そう考えると、勝俣さんの仕事における点数は100点中80点くらいなのかな。冠番組があるわけでもなく、ひな壇やゲストのみの登場という意味で。でも、それくらいが最も良いバランスなのかもしれない。

 彼は毎朝朝ごはんを作っていると聞くし、家庭面での貢献度も高い。パートナーとの関係も良好なはず。パートナーとの関係が良好と言う事は子どもからも好かれているということ。実際、奥さんを大事にするほど子どもに好かれるという傾向がある。

 特に不満とか漏らしてないし、問題があるようには見えない。毎日バイタリティ溢れている。これらを考慮すると、家庭での点数は100点なのかもしれない。

 松下幸之助さんみたいに仕事が100もしくはそれ以上で家庭が10とか20になるくらいだったら、勝俣さんみたいに家庭面の点数の方が高い方が私に合っている。

 歴史に名を刻もうと思っていないし、仕事なんて人生の一部に過ぎないと考えている。それよりも家族から愛される父親になることの方が私にとって価値がある。

 そのためには、まずは家庭の点数を100にすることから始める。パートナーを大切にし、末永く感謝していく。また、家事等の面でも貢献する。今、料理教室に通っているのは、そういう意味で正しい行動だと言える。

 逆に、仕事は70とか80くらいにする。副業や投資と合わせた総合力で勝負することで、1つあたりの負担を軽くする。

 本職一本だと、どうしてもそれなりの役職に就かなければ高い収入は得られない。また、家族の為に辞められないという心理から足元をとられる可能性がある。会社に利用されるのではなく、会社を利用する。企業に所属することのメリットを隅々まで受け取るようにする。

 ようやく人生の理想像が見つかったので、それに向けて努力していく!!

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