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それで本当に幸せ?
私の先輩の中には、多くの仕事を任され掛け持ちしている方がいます。
確かに、その先輩は処理能力が高いし、多くの仕事をこなしています。
でも、とても幸せそうには見えません。
「なんで俺ばっかり」と愚痴をこぼしています。
で、その後に「でも、仕事があるうちが華だから」と言っています。
「なんで俺ばっかり」 ⇔ 「でも、仕事があるうちが華だから」
このループを永遠に繰り返しているのです。
そうなってくると、「仕事があるうちが華だから」という言葉は現状への不満を無理やり抑える呪文のようなものになっていますよね。
本当に仕事があるうちが華なのか、甚だ疑問です。
昇進するとは限らない
そもそも、多くの仕事をこなしたからといって昇進するとは限りません。
そんなデータは無いし、保証もありません。
ちょっとしたミスで上司の逆鱗に触れ、左遷された先輩を知っています。
今まで築いてきたものなんてあっという間に崩れてしまうんです。
多くの仕事を任されているからといって昇進と思い込むのは危険です。
ただ都合のいいように使われているだけなのかもしれません。
上司が管理能力の無さを隠そうとしている
この「仕事があるうちが華」という言葉が使われるシチュエーションって、仕事量が多くて首も回らない状況で使われるイメージがあります。
そして、「仕事があるうちが華だから」という言葉で現状への不満を無理やり抑えようとするのです。
その状況自体が間違っているんですよ。
甘んじて受け入れてはいけません。
仕事なんだから定時内で納めるのが鉄則です。
それ以上の仕事を任されるのは、上司の管理能力が無いからです。
部下の仕事量を把握しないで仕事を振っているのです。
「仕事があるうちが華」は、上司が自分の管理能力の無さを隠そうとする言葉でもあるんです。
仕事を生きがいにしている人の戯言
仕事しか生きがいが無いなら、仕事があるうちが華なのかもしれません。
でも、他に生きがいがあるなら、仕事は無い方がいいですよね。
ちゃちゃっと仕事を終わらせて、早く帰りたいです。
所詮、この言葉を使ってる人ってその程度の人間なんですよ。
仕事しか生きがいが無くて、家に帰っても居場所が無い典型的なダメ人間。
何のために生きているのかわからないような人。
仕事だけしたいなら勝手にやってろよ。
こっちにまで被害をよこすな。
「働かざる者、食うべからず」という言葉がありますが、未だにこれを信じている人っているんですかね。
今の時代では、とっくの昔に廃れた考え方です。
所詮は仕事。プライベートの方が大事に決まってます。
仕事もプライベートのために働いているんですから。
もう一度、自分が何の為に生まれてきたのか、何がしたいのかをよく考えてから仕事に取り掛かって貰いたいものです。