みなさんは、ミニマリストをご存知ですか?
ミニマリスト
持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。「最小限の」という意味のミニマル(minimal)から派生した造語。 出典:知恵蔵2015
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何かを得るには、何かを捨てるしかない。
何か新しい習慣を取り入れたり、新しいことに挑戦する時って腰が重いですよね。それを思いついてから実際に行動に移すまで、物凄く時間と労力がかかります。僕にはその経験があります。
僕は、1年以上前から投資に興味を持っていました。インデックスファンドで投資をしてみたいとずっと思っていました。そのために、投資に関する知識や、メリット・デメリットを徹底的に調べ、自分が納得するまで知識を集めました。
しかし、どんなに勉強して、どんなに納得しても、投資を始めることができませんでした。なぜだかは分かりません。とにかく腰が重いというか、今の状況に満足してしまっているようでした。
そして、今から3ヶ月前に、掃除機を捨ててみようと思いました。理由は、半年以上も使っていなかったからです。僕の部屋は1Kで8畳ぐらいの大きさなので、コロコロとクイックルワイパーがあれば十分だったのです。必要のないものがあってもしょうがないと思い、捨てることを決意しました。
掃除機を捨ててみると、あることが変わりました。あれだけダラダラと引き延ばしていた投資を、あっさりと始めることができました。さも当たり前かのように、次々と手続きを進めていきました。今では、着々と資産を増やしています。
ブログを始めたときも同じ状況でした。投資を始めた時と同じように、、ベッドを捨てたらブログを始めることができました。まだ、始めて数週間ですが、恐らくこのまま続けていくと思います。
所有物とタスクとキャパシティの関係
僕はこれらの体験を通して、自分が持っている物と自分ができるタスクには強い関係があるのではないかと考えました。自分が取り掛かれるタスクと所有物は同じような属性のものであり、どちらも持てる数には限りがあるんだと思います。
何かを始めようとしているのなら、何かを捨てなければいけないのです。捨てられるのは、自分が所有する物や、現在取り掛かっているタスクです。
何も捨てられなければ、新しく何かを始めることは困難を極めます。やる気が起きなかったり、決断を先延ばしにしてしまうでしょう。本人は気が付いていませんが、体はキャパシティを知っています。
ミニマリストは可能性を広げる一つの手段
そう考えると、物が少ないミニマリストは、取り掛かれるタスクが多いということになります。そのため、活躍できる幅が広がり、夢を掴むチャンスが増えます。
例えば、高城剛さんや堀江貴文さんはノマドであることが知られています。ノマドとミニマリストは近しい関係です。
ノマド
ノマド(nomad)は、英語で「遊牧民」の意味。近年、IT機器を駆使してオフィスだけでなく様々な場所で仕事をする新しいワークスタイルを指す言葉として定着した。このような働き方をノマドワーキング、こうした働き方をする人をノマドワーカーなどと呼ぶ。
ノマド誕生の背景には、情報化社会とそれを支える技術の進歩がある。近年ブロードバンドが普及し、無線LAN(ローカルエリア・ネットワーク)を使える場所が増え、外出先でインターネットを利用できる環境が急速に整ってきた。クラウド・コンピューティングを利用することによって、自宅のパソコンだけでなく、スマートフォンなどを使って、喫茶店や移動の車内などでも仕事のデータにアクセスできるようになった。遠く離れた人と意見を交わしたり、様々な情報を手に入れたりすることも、容易になった。また、産業構造の変化により、仕事の質ややり方も変化し、様々なスキルを持つ人たちが会社の枠を超えて参加するプロジェクトが増えてきていることも、要因の一つである。出典:知恵蔵2015
試してみる価値はアリ!
ミニマリストをやってみる価値は大いにあると思います。損はしないですし、物を買わないのでお金が貯まります。始めることにリスクはありません。
しかも、今の時代に合った生き方だと思います。インターネットが僕たちの生活を大きく変え、物を持たなくても不自由なく暮らせます。逆に、物を持つことはリスクです。
僕はこれからもミニマリストを続け、その効果を、僕の人生を通して検証しようと思います。
ではでは。