先日、朝活をした際、友人に1冊の本を紹介されました。
今回は、この本の書評・感想を書こうと思います。
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本質を見極める。
僕は今まで、「パレートの法則」や「8割」に関することなど、様々な成功法則を検証してきました。
それらに共通して言えることは、「選択をする」ということです。
本質的なものにエネルギーを集中します。逆に、他の選択肢は捨てます。
しかし、ここで一つの疑問が生じます。
それは「どれが本質的な物事なのか」ということです。
成功法則の概念が分かったとしても、それを実行できなければ意味がありません。集中すべき事象をちゃんと捉えなければいけません。
自分の気持ちに聞く。
そこで重要になってくるのが、「気持ち・感情」です。
「楽しい」や「嫌」といった気持ち・感情が、本質かどうかを探るセンサーになります。
自分にとって本当に必要なのかどうかは、実はもう既に答えが出ています。頭では理解できていなくても、身体は知っています。
自分の気持ちに耳を傾けることで、本質を捉えることができるのです。
一方、頭で考えただけでは決して本質を見抜くことはできません。論理では到達することの出来ない領域に本質はあります。
考えたところで答えは出ないどころか、不必要なことに時間やエネルギーをとられてしまう可能性もあるのです。
もっとも厳しい基準で決める
また、問題になってくるのは、ある面では好感を持てるが、ある面は嫌だという状況です。
二つの異なる感情を抱えると、自分でも好きなんだ嫌いなんだか分からなくなってきます。
そこで重要になってくるのが、「もっとも厳しい基準で決める」ということです。
TEDの人気スピーカー、デレク・シヴァーズ。彼は自身のブログで、「もっとわがままにノーを言おう」と主張している。中途半端なイエスはやめて、「絶対やりたい!」か「やらない」かの二択にしようと言うのだ。
そのためのコツは、基準をとことん厳しくすること。「やろうかな」程度のことなら却下する。「イエス」を言うのは、絶対やるしかないと確信したときだけだ。
ある経営者は、ツイッターでこう言った。
「絶対にイエスだと言い切れないなら、それはすなわちノーである」
少しでも嫌な気持ちがあるなら、それは止めておいた方が良いです。
全ての面に好意を抱くことが出来るものにだけ集中します。
厳しい基準を通過したものだけが、時間とエネルギーをかける価値があります。
終わりに
まだまだ自分がやってきたことには改善の余地があることを思い知らされました。
絶対にイエスだと言い切れないものにも、時間やエネルギーを注いできてしまいました。
例えば、あまり興味の無い授業を履修したり、いつ使うのか分からない資格の勉強したり、色々と挙げることが出来ます。
これからはもっと厳しい基準を設け、より良い人生になるよう努めていきます。
ではでは。