前回の続きです。
今回の中だるみを通して、気が付いたことを書きます。
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良いことをすると悪いことをしたくなる!
これは中だるみをする直前に見られる現象なんですが、生活の調子が良いと夜更かしをしたくなるんです!「今日ぐらいは夜更かししてもいいか」と、自分に甘くなります。
初めはストレス解消だと思っていましたが、むしろストレスが溜まる一方です。
なぜ、このようなことが起きてしまうのでしょうか。
モラル・ライセンシング
このように、良いことをすると悪いことをしたくなる(甘くなる)現象をモラル・ライセンシングというそうです。初めて聞きましたが、ちゃんと現象として名前がついているんですね。
よくある例としては、「頑張ったご褒美」とかもこれにあたるらしいですね。仕事を頑張ると好きなものを買いたくなったり、運動を頑張るとその後沢山食べちゃったり。
まるで表と裏のように、良いことを打ち消すかのように悪いことをしてしまいます。
その原因としては以下が挙げられます。
■モラル・ライセンシングはなぜ起こる?
これは過去記事でも書いたかも知れませんが、「大脳新皮質を
休ませる」ためです。脳の領域は大別して2つです。一つが「新皮質」、一つが「辺縁系」で、それぞれ理性と
本能を担当しています。脳も臓器なので、使うと消耗します。なので休ませる必要が
あります。「いいこと」や「努力」をすると、新皮質を使っているので、
それを休ませたくなるんですね。なので、その後では理性を
使わない本能的な行動に出てしまうというわけです。
モラル・ライセンシングが起こる原因としては、理性をつかさどる脳の領域(新皮質)を休ませる為だそうです。
やっぱり、全ての物事には意味があるんですね。
そして、理性を休ませているが為に本能に頼った行動をしてしまうわけです。確かに、夜更かしもご褒美も、行動としては心に負担が来ない楽なことですよね。
とりあえず、今日はここまでにしておきます。