バイト先の社員の方で、皆から嫌われている男性がいます。
仕事が遅い・よく喋る・不潔等の理由でみんなから敬遠されています。
ただ彼の悪口を書きたいのではなくて、そんな彼から学ぶことがあると思いました。
というのも、私は来年から社会人として働き始めます。
その時に、私が彼のように周りから嫌われる可能性も考えられます。
こうして彼が私の目の前に来たというのには必ず意味があると考えています。
彼は人生がよこしたメッセンジャーなのかもしれません。
私が彼から学んだことは、「聞かれていないことは話さない」です。
彼の悪いところとして、聞いてもいないことをベラベラと長く喋ることが挙げられます。
特に、辛かったこと等を自慢げに話す癖があります。
こちらは話に興味が無いので、非常に苦痛です。
たまにですけど、彼に対して同情する時があります。
急にバイトがバックレちゃって、急遽呼び出されたりとか。
社員ならではの苦難が結構あります。
そういう時は、彼に対して労いの気持ちが湧いてきます。
でも、こちらがそのことについて尋ねる前に、彼は自分から話し始めてしまいます。
すると、先ほどまであった労いの気持ちが無くなってしまうのです。
「話を聞いてくれ」オーラが溢れ出ているのでうっとおしいです。
このように、一方的なコミュニケーションは周りの理解者を遠ざけてしまうのです。
やっぱり、コミュニケーションというのはキャッチボールと同じです。
自分が話したいことを話して、ハイ終わり、というわけにはいきません。
相手が望む話題を、相手が望むタイミングで投げかけてあげることが大切です。
私も一方的に話してしまいがちなので、これからは特に気を付けていきます。