皆さんは、仕事を進める上で、自分の思い通りになっていますか?
仕事において、会議や打ち合わせは多いと思います。
そして、それらは仕事時間の大部分を占めてきます。神経もすり減らされます。
1日という限られた時間の中でテンポよくタスクをこなしたいのであれば、
自分の意見を通し易くすることは非常に大事です。
その際に重要になってくるのは、”見た目”であると私は考えます。
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人は見た目が大事
私はまだ学生なので、ちゃんとした仕事には就いていません。
しかし、プロジェクトを進めていく上で、
論理や合理性ではない感情的な部分が大きな影響を与えることは想像し易いです。
人間同士の付き合いとなると、表面的な部分に左右されるのは仕方ないと思います。
ショーン・マクアードル・川上 氏とメラビアンの法則
今更ながら、私は現在、ショーン・マクアードル・川上さんに注目しています。
経歴詐称によって芸能界から消えてしまった、いわゆる詐欺師です。
私が彼に注目する理由は、「メラビアンの法則」を上手く体現しているからです。
メラビアンの法則
・アメリカUCLA大学の心理学者/アルバート・メラビアンが1971年に提唱した概念。
・人物の第一印象は初めて会った時の3~5秒で決まり、またその情報のほとんどを「視覚情報」から得ていると言う概念。
・メラビアンが提唱する概念において、初対面の人物を認識する割合は、「見た目/表情/しぐさ/視線等」の視覚情報が55% 、「声の質/話す速さ/声の大きさ/口調等」の聴覚情報が38%、「言葉そのものの意味/話の内容等。」の言語情報が7%と言われている。
これには注意が必要です。
この法則を見つけた実験では、一般的なコミュニケーションはしていないからです。
「怒った顔の写真」を見ながら「不機嫌な声」で「ありがとう」という好意的なメッセージを聞かされる等、
矛盾した状況において、視覚・聴覚・言語の内どれが影響力が強いのかを示しているにすぎません。
なので、見た目が良ければ話の内容を蔑ろにしていいという訳ではありません。
ただ、やはり人間というのは印象の生き物です。
「ハロー効果」にもある通り、最初に受けた印象は非常に強い効果をもたらします。
例えば、彼のコメントを聞いてみると、当たり障りの無い内容です。
こちらの動画の15:15~からコメントが始まります。
知識をこねくり回しているだけで、結論を言っていないですよね。
スタンフォード大学の例を出したかと思えば、それを日本でやることを否定しています。
そして、否定することの根拠を言いませんでした。そこにその人の考えが反映されるのに。
じゃあ、なんでスタンフォード大学の話を持ち出したんだよっていう。
結局、どうすればいいのかを言及していません。
でも、妙な満足感がありますよね。
彼の顔や立ち振る舞い、声を聴いただけで満足してしまっているんです。
解決策を知りたい人にとっては納得がいかないかもしれません。
でも、大多数の聴衆にとってはそれで満足なんです。
その証拠に、彼はコメンテーターを任されるだけでなく、MCも任されようとしていました。
それだけ高く評価されていたということです。
つまり、視覚情報や聴覚情報の与える影響は非常に大きいのです。
ある男性社員の話
今度は、先ほどのショーンさんとは逆で、見た目や風貌で損をしている方についてです。
これは私がアルバイトをしている飲食店での話です。
ある30代の男性社員がおりまして、見た目は小太りで、あまり清潔感がありません。
声も少し高めで耳障りです。また、少し挙動不審な気がします。
職場には主婦の方が数人いらっしゃいます。
その内の一人が、彼に会った瞬間から「生理的にNG」と意思表示しました。
そのため、シフトも一緒に入ることがほぼありません。
また、一緒に入ったとしても彼女に対して相当気を使わなければいけません。
かなり神経をすり減らすと思います。
このように、たかが見た目だけで余計な苦労をする例が存在します。
本来であれば、もっと仲の良い職場で働けたはずです。
彼はスタートの時点でつまずいたのです。
最後に
私は決して人を騙そうとしているわけではありません。
そうではなくて、仕事を進めていく上で無駄な苦労をしたくないだけです。
気持ちよくタスクをこなしていくためにも、こういう工夫は必要です。
私はどちらかというと見た目で得をしてきたタイプです。
でも、これからは次のステップに進む必要があります。
仕事を始めて「こんなはずじゃなかった」と思わないように、今の内から準備していきます。
ますは、見た目と声を磨いていきます。