チーム一人一人のことをよく知り、よき友人として接する

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頑固な羊の動かし方

以前、料理教室で一緒になった方に紹介していただいた本です。

正直、今の私にはピンと来ない内容でした。

まだ部下も持ったことがないので、すぐに活かせる知識というわけではありませんでした。

なので、少し買う時期が早かったかな、という印象があります。

それでも学べたことがあったのでご紹介します。

自分の部下に心から興味を持つ。

組織で同じ目標に向かう時、つい結果だけに目を向けてしまいがちです。

「社員は歯車の1つ」という表現も、恐らく、その人自体はどうでもよく、結果だけで評価されてしまうことを揶揄するために生まれた言葉だと思います。

でも、もし組織としての力を最大限に発揮したいのであれば、それではいけません。

チーム一人一人のことをよく知り、よき友人として接する必要があります。

サンアントニオ・スパーズ

私はNBA が好きでよく観ているのですが、バスケットボールという競技には上記のことがよく表れています。

強いチームの仲は強い結束で結ばれています。

例えばサンアントニオ・スパーズというチームは、20年近くも常に優勝候補に挙げられ続けている強豪チームです。

しかも、およそ5年に1回は優勝をしているほど結果を残しています。

勝利の移り変わりが激しいNBA において、こうして長期間も強いチームを維持しているのは奇跡に近いです。

彼らの特徴として、まるで軍隊のように統率の取れたチームプレイにあります。

己の記録には目もくれず、チーム一丸となって勝利のためにプレーをします。

しかし、だからといって、決して監督に絶対服従というわけではありません。

監督と選手は師弟関係というよりも、良き友人として互いに信頼しあっています。

だからこそ、統率のとれた無駄のないチームを組むことができているのです。

マヌ・ジノビリ

また、彼らは選手同士の仲も非常に良いです。

SNS を通してみてみると、「マヌ・ジノビリ」という選手が中心となってチームの中を結んでいます。

特に、ベンチメンバーとの交流が深いようです。

マヌ・ジノビリは偉大な選手です。

ベンチスタートのいわゆる「6th マン」の概念を変えた男です。

今までの「6th マン」というと、どうしても「スタメン落ち」という印象がありました。

しかし、彼の登場によって「6th マン」には「6th マン」なりの役割があることを示しました。

時には、エース級の活躍もしていました。

そんな彼だからこそ、ベンチの結束力というものを大切にしているのかもしれません。

どんな末端の選手であろうとチームの一員です。

チーム力の向上には、すべてのメンバーの力を集める必要があるのです。

本にも書いてあるとおり、チーム一人一人にちゃんと目を向けることがチーム全体の力を向上させます。

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