今回は、金井先生の『「このままでいいのか」と迷う君の明日を変える働き方』を読んだ感想を書きます。
下記クリックで好きな項目に移動
やりがいとは何か?
仕事を決める上で「やりがい」は非常に重要な要素です。仕事に「やりがい」を求める人は多いです。
しかし「やりがい」を口で説明するのは難しいです。「やりがい」の定義は人によって異なります。楽しさ、社会貢献、高い報酬、仲間、プロジェクトの大きさ等々、「やりがい」を構成する要素は沢山在ります。
僕は自分にとっての「やりがい」についてずっと自問自答してきました。しかし、中々答えが見つかりませんでした。そしてやっと、その答えが見つかりました。
やりがい=試行錯誤
どんな仕事でも、制限がある中で楽しみを見出し、自分なりの個性を出すことができるのではないか。
そしてその工夫と努力が、「つらいだけの仕事」から「面白くてやりがいのある仕事」に変化する糸口になるのではないか。そんなふうに考えることもできるのです。
僕はこの言葉に共感を覚えました。僕の性格上、いきなり自由に踊れと言われるよりも、お題が与えられてその中で自由に舞う方を好みます。ゴールは他の人に決めてもらい、ゴールまでの道中を考えることに楽しみを感じます。枠組みやルールが無いと、どうも落ち着きません。
ゴールそのもの自体には興味がありません。むしろその手段を検証することに興味があります。事実、このブログもひたすら検証をしています。ゴール自体は、一般に考えられている「成功」や「幸せ」というものをただ追いかけているだけです。
僕にとっての「やりがい」とは、どの手段だったら上手くいくのか検証すること、すなわち「試行錯誤」です。ああでもない、こうでもないと色々と試してみることに充実感や楽しみ、興味を覚えます。
どうやら僕にとっての「やりがい」はこの中にあるようです。今まで何となく感じていた「やりがい」がようやく形として見えてきました。今まで、もやもやと感じていた「やりがい」を、この本を読むことで視覚化することができました。
みなさんも機会があれば読んでみてください。