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世界一嫌いな男
今度の同窓会で、私が世界一嫌っている男と会うかもしれません。
彼とは小学校・中学校と同じクラブ・部活で、８年間も一緒に活動してきました。
ただ、２年目あたりで既に嫌いでした。
とにかくわがままで、トラブルばかり引き起こしていた奴でした。
その尻拭いをいつも私がやっていました。
彼が高校に入ると、早速部活動で問題を起こし、部活を辞めさせられていました。
いかに、私が頑張ってきたのかがわかります。
これらのイやな思い出から、私は彼のことが心底嫌いであり、生理的に受け付けられません。
夢の話
これほど嫌っているのに、なぜか彼の夢を見ます。しかも頻繁に。
忘れたいことなのに、当時の部活の様子が蘇ってくるのです。
未練でも残っているのでしょうか。
確かに、彼のせいで部活をメチャクチャにされたとは思っています。
彼さえいなければ、部活でもっと良い成績を収めていました。
そんな未練があるのかもしれません。
許すことにした
自分の中で、当時から心が成長していないのかもしれません。
ずっと、心の奥に何か引っかかっている気がします。
なので、彼を許そうと思います。
こちらの本でも書いてあるとおり、この世は人生ゲームです。
RPG では、ダンジョンの奥深くに重要なアイテムが置いてあります。
同じように、こうしてイヤな気持ちになるということは、そこに宝が埋まっているのです。
こうしてお告げみたいに夢に何度も出てこられると、そうとしか思えません。
大きな進歩
とりあえず、facebook で彼と友達になりました。
私にとっては物凄く大きな進歩です。
「たかがfacebook」と思うかもしれませんが、本当に大きな決断でした。
向こうから友達申請が来ていましたが、何年間もずっとブロックしていました。
生理的に無理なんです、本当に。
これほどまで人を嫌いになることはないです。
これを機になにか進展して欲しいですね。
友達になれとは言いませんが、せめて無関心までには持って行きたいです。
きれいさっぱりと忘れたいです。
