僕は、高校時代に、勉強をすることができませんでした。努力をすることができなかったのです。しかし、今の勉強ができている状況から考えると、当時は、努力をすることの凄さに気がついていませんでした。
努力をすることができるというのは、一つの能力です。しかも、運動能力や学習能力に匹敵するほどの、超大事な能力です。時には、それらを凌駕するほどです。
勉強が苦手な人が、努力してそれを補うことと同じように、努力が苦手な人は、努力をするための努力でそれを補わなければなりません。
このことに気がつくのに、20年以上もかかりました。この大事なことは、誰も教えてくれません。親や学校の先生は「勉強しろ」と軽々しく言いますが、彼ら、彼女らもそのことに気がついていません。
そこで、今回は、努力をするための努力についてお話します。特に、勉強のための努力に絞ります。
下記クリックで好きな項目に移動
努力をするための5つの努力
勉強をするための努力には、次の5つの方法があります。
①早寝早起き
②掃除をする
③目標をたてる
④記録をする
⑤運動をする
これらはどれも僕が毎日実践しているものです。4年近くこれで勉強が続いているので、効果はあると思います。
この他にも色々な勉強方法を試してみましたが、長続きしませんでした。僕には合わなかったみたいです。
それぞれの項目について、順に説明していきます。
①早寝早起き
まずは、早寝早起きです。
よく、深夜に勉強をしている人を見かけます。僕の周りにも多くいます。特に、テスト前日になると、オールをしてテストに備えてきます。
深夜に勉強をしたり、オールをすることは、非常に効率が悪いです。一日中活動して、体も頭も疲れきっています。そんな状態の頭に、これから知識を入れようというのです。
勉強は、単純作業と違って、非常に繊細な作業です。頭をフル回転させつつ、集中を持続させなければなりません。
そのため、勉強するときは、頭がリセットされていて、すっきりした状態の早朝が一番適しています!
人間の習慣という面から説明すると、早朝が一番、体の負担が少ないです。
元々、人間は、日の出の時間に起き、日の入りの時間に寝ていました。人は夜行性ではないので、そうするしかなかったからです。
そして、その習慣は、現代の僕たちにも残っています。身体のシステムは、そう簡単に変わりません。
日が沈んでしまった夜は、身体が休み始める時間帯です。本人は気がついていませんが、身体は眠り始める準備にとりかかっています。
特に、22:00~3:00の間には、成長ホルモンが分泌され、身体の回復を図っています。この時間帯に寝ていないと、身体は十分に回復せず、次の日へ疲れが持ち越されてしまいます。
これでは、勉強どころの話ではなくなってしますよね。
こうならないためにも、夜は早く寝ましょう!
そして、身体が回復しきった頃の早朝に起きて、スッキリした状態で勉強にとりかかりましょう!
(つづく)