藤井健太郎さんの”偽善正義”なユーモアが好き

面白い何かを求めている

ここ最近、どうも心がモヤモヤしていて、面白い何かを求めています。例えば小説やドラマといった娯楽。

でも、私にはそれらが合いません。感情移入できないからです。

それよりも、自分の人生で使えそうな有力な情報を求めてしまいます。別に勉強じゃないからそんなもの求めなくてもいいのに。

唯一見ているドラマは「ハンニバル」。hulu と契約して視聴している真っ最中。

これはハンニバル・レクターの生き様・スタイル・センスが好きだから見ています。ただ、ハンニバル・レクターが好きなのでドラマのストーリー自体は気にしていません。他の登場人物にも興味ありません。

『悪意とこだわりの演出術』

そこで出会ったのが藤井健太郎さんの『悪意とこだわりの演出術』です。役に立つ情報が詰まった本では無いけど、面白いし読みやすい。

私は健太郎さんのブラックなユーモアが好きです。人見知りで、腹の中に色々と溜め込んでいそうなドロッとしたやつ。私自身も同じようなタイプなので共感を覚えます。他人の細かなところが気になってしまう性格です。

例えば、『水曜日のダウンタウン』でよくあるのは、素人の歯をイジること。前歯が無い人の口元をアップにしたりするなど悪意のある演出をします。

私は歯が汚い人は性格も汚いと考えています。ちゃんと手入れをしていれば歯が抜けることはありません。よほど生活習慣がだらしないんでしょうね。抜けたとしても差し歯を入れればいいですし、そのまま放っておく人の気が知れません。その不潔感や鈍感さが私は嫌いです。

だから、先の歯のイジりを見るとスカッとします。こういう”偽善の正義感”を煽るのが上手いんでしょうね。そういった演出上の考え方や健太郎さんの価値観がぎっしり詰まっている本です。本当に面白いです。

著者を好きになってから本を探す

こういうジャンルの本を何ていうんでしょうか。Amazon の分類では”社会学”になっています。ちょっと違うような気がする(笑)

こういう面白さって著者のセンスによるものだから、分類ではわかりづらいのかもしれません。まずは好きな人を見つけて、その人の本を探すのがいいのかもしれません。

これからはこういう系の本を娯楽として読んでいきたいです。

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