生活と仕事の境目とは。ワークライフバランスについて考えてみた。

みなさんは「ワークライフバランス」と聞くと、どのようなことをイメージしますか。

「早めに仕事を切り上げて、家族との時間や趣味の時間を確保する」とイメージする人は多いのではないでしょうか。

仕事はきっちり就業時間に収めて、家庭に仕事は持ち込まない。

そんな、仕事と生活が敵対するような状態をイメージしていると思います。

私もその内の一人でした。

しかし、調べてみると、そうではないということが分かりました。

また、現在読んでいる本においても、仕事で結果を残す人のワークライフバランスは、私たちのイメージのそれとはかけ離れていると書かれています。

そこで、私なりにワークライフバランスについて考え、本当のワークライフバランスについて書きたいと思います。

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ワークライフバランスの間違ったイメージ

内閣府のホームページによるとワークライフバランスはこのように述べています。

現実の社会には、安定した仕事に就けず、経済的に自立することができない、仕事に追われ、心身の疲労から健康を害しかねない、仕事と子育てや老親の介護との両立に悩むなど、仕事と生活の間で問題を抱える人が多く見られます。これらが、働く人々の将来への不安や豊かさが実感できない大きな要因となっており、社会の活力の低下や少子化・人口減少という現象にまで繋がっていると言えます。それを解決する取組が、仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の実現です。

仕事と生活の調和とは | ワーク・ライフ・バランス| 内閣府男女共同参画局

この文面を読むと、どうしても

「仕事がヤバイほど忙しい。プライベートの時間を確保したい。なんとかしてくれワークライフバランス!!」

という印象を持ってしまいます。

そもそも前提となる状態が、仕事によって生活が浸食されてしまっています。

これでは、仕事と生活が敵対するような状態をイメージしてしまうのも無理はありません。

そのためワークライフバランスのイメージが偏って広まってしまっているのです。

ワークライフバランスとは、仕事と生活の調和・調整

本来のワークライフバランスの意味は、「仕事と生活の調和・調整」です。

別の文献では、ワークライフバランスはこのように記されています。

老若男女誰もが、仕事、家庭生活、地域生活、個人の自己啓発など、様々な活動について、自ら希望するバランスで展開できる状態である。

~「「ワーク・ライフ・バランス」推進の基本的方向報告」 
(平成19年7月 男女共同参画会議 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する専門調査会)

この説明だと、ワークライフバランスとは自分の能力に見合った仕事と生活のバランスと捉えることができます。

しかも、先ほどのネガティブな状況とは違い、自分の能力を最大化するためのバランスと言えます。

仕事と生活の相乗効果によって自分の人生を良いものにしようぜ!

という試みなんです。

そのため、仕事と生活は敵対していません。

そもそも、仕事と生活に境目は無い!?

そこで私が更に付け加えたいのは、「仕事の生活には境目が無いのではないか」というものです。

私は今、この本を読んでいます。

その中で、いわゆる”エース”と呼ばれる、仕事で結果を残している方々の特徴を通して、ワークライフバランスについて言及していました。

ワーク・ライフ・バランスとは、仕事は残業しないように適当に切り上げて、後は余暇を充実させる、ということではない。  仕事は当然プライベートに影響を与えるし、プライベートのあり方も大いに仕事に影響を与えるからだ。

つまり、便宜上、「仕事」と「生活」と言葉を使い分けていますが、どちらも”人生”という意味では本質は同じなんです。

どちらも自分を高めてくれる取り組むべきタスクなんです。

仏陀も「人生とは『苦』を背負って生きていく道」と言っています。

「苦」には勿論、病気とかも含まれますが、仕事や生活における悩みも入っています。

仕事も生活も同じく苦行なんです。

これらを考えると、落合陽一さんが言っていた『ワークアズライフ

つまり「睡眠以外の時間全てが、仕事であり趣味であるという概念」は

本質を突いていると思います。

私たちが生まれてきた意味を考えれば、睡眠時間以外の時間を分ける意味が無いんです。

どれも修行でありタスクであり、レベルアップの場なんですから。

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